
オンラインカジノに興味があるど、 「詐欺にあったらどうしよう」「海外のサイトだし危ないんじゃない?」と、危険性について気になっている方も多いのではないでしょうか。
残念ながら、オンラインカジノの中には不正行為を行うサイトも実際に存在しています。
本記事では、以下の3点について実際の事例を上げながら解説をしていきます。
・悪質なオンラインカジノにみられる詐欺やイカサマの手口
・危険なオンラインカジノを避ける方法
・安心して遊べるオンラインカジノの選び方
まず、悪質なオンラインカジノによる詐欺や不正行為の手口をケースごとに見ていきましょう。
これから紹介するものは、全て実際にあった事例です。
ゲームのプログラムを不正に操作している
オンラインカジノは、本来ソフトウェア会社からゲームの提供を受けて運営されています。
しかし、悪質なオンラインカジノの場合、運営側に利益が出るようプログラムを操作したソフトウェアを使用していることがあります。
ギャンブルの性質上、勝率が偏り一時的に負けが続くことは十分ありえます。
しかし、ベット額を上げたときに限って負けたり、ほとんど当たることがないなどと不自然なほど負ける場合は、不正ソフトウェアが使用されており、プレイヤー側の勝率が下げられているという可能性が考えられます。
実際に「Casino Bar」「Casino4aces」「Zex Casino」など、大手や日本語に対応しているオンラインカジノでも、不正なソフトを使用した不正行為が発覚しています。
入金が反映されない、勝利金が出金されない
入金してもサイト上に金額が反映されなかったり、勝利金の出金申請をしているのに口座に着金しないというのも典型的な詐欺のパターンです。
サポートセンターに状況について問い合わせても、「調べるのでお待ちください」と言われて対応を引き延ばされる場合や、そもそも返信が来ない、問い合わせ先の記載すらないということもあります。
過去に不払いがあったオンラインカジノには「Casino Neo Max」や「Casino On Air」などがあり、「Playtec」や「RTG」のソフトウェアを導入しているカジノでも勝利金の不払いが多く報告されています。
なかには、顧客情報を漏洩した「Shark Casino」や、入金に使用したクレジットカードへ不正請求を行った「Roman Casino」などの事例もあります。
オンラインカジノを選ぶときは十分注意しましょう。
払い戻しを行わないままサイトを閉鎖する
本来であればオンラインカジノがサービスを終了する際、終了日や残高の払い戻し対応について事前にプレイヤーへ告知する義務があります。
2006年頃にオープンした「お台場カジノ」というオンラインカジノは、日本人にとって遊びやすいカジノとして人気となりましたが、徐々に出金が遅延しがちになり、2009年8月のサイトリニューアル時にはプレイヤーがログインできない事態が発生しました。
そのまま出金申請などもできなくなったうえに、サポートにも繋がらないまま突然サイトを閉鎖しました。
プレイヤーはお金を返してもらおうにもどこにも連絡できず、泣き寝入りするしかないことから、かなり悪質な事例です。
また、信頼できると思って登録したオンラインカジノであっても、利用しているうちに入出金トラブルや、サポート対応の悪さなど危険な兆候を感じた場合は、ほかのプレイヤーからの評判を検索してみたり、退会手続きをするなど、できるだけ早く対処するようにしましょう。
こちらの章では、オンラインカジノのサイトを見て詐欺やイカサマを行う危険なカジノかどうかを判断するための、オンラインカジノの見分け方について解説をしていきます。
どれも登録前に確認できることなので、「入金してから詐欺だと気付いた」「返金されない」というような被害を未然に防ぐためにも、きちんと確認しましょう。
運営情報が記載されていない
不正行為をはたらいている運営元は、社名や住所を記載したがりません。
なので、運営企業がサイト上に記載されていないオンラインカジノは悪質と考えてよいでしょう。
入出金がなかなか反映されない
インターネット上の掲示板やSNSなどでオンラインカジノの評判を調べると、過去に金銭に関わるトラブルがないかどうかなどを事前に知ることができます。
入出金方法や金額にもよりますが、健全に運営されているオンラインカジノであれば手続きに問題がない場合、入金は遅くても24時間以内には反映され、出金もほとんどの場合で申請承認から5日以内には引き出せるようになります。
「数日経っても一向にサイトに入金した金額が反映されない」「出金申請をしたのにいつまでも口座に着金しない」などの口コミがないか、登録をする前に検索しておくといいでしょう。
カスタマーサポートがない
問い合わせフォームやチャットサポート、メールアドレスの記載などの、プレイヤーが運営元に連絡を取る手段がサイト内に見当たらなかったり、とてもわかりにくい場所にあるという場合も悪質なオンラインカジノだと判断することができます。
意図的に問い合わせ先を隠し、何かトラブルがあってもプレイヤーから連絡できないようにする、連絡方法がわからないことであきらめさせるというかなり悪質な手口ですので、カスタマーサポートがない・わかりにくいオンラインカジノは利用を控えたほうがよいでしょう。
利用規約がない
優良なオンラインカジノは、必ずサイト上に利用規約を掲載しています。
その規約に沿って運営されており、利用規約がないオンラインカジノの場合は、入出金などのトラブルで問い合わせてもいろいろな理由を付けて払い戻しを拒否される可能性があります。
何か問題が起きた際に不利にならないためにも、利用規約の記載がないオンラインカジノの利用は避けたほうが良いでしょう。
安全なオンラインカジノを選ぶためのポイント
こちらの章では、安全なオンラインカジノを選ぶためのポイントについて詳しく説明していきます。
利用するオンラインカジノを選ぶときに、先ほどの内容に加えてライセンスや監査について知っておくと、より安心できるサイトかを見極めることができます。
また、カスタマーサポートはちゃんと機能しているかも合わせてチェックしましょう。
ライセンスを取得して運営されているか
優良なオンラインカジノは、カジノが合法な国が発行しているライセンスを取得したうえで運営を行っています。
このライセンスは、国の厳しい審査基準をクリアしたオンラインカジノに付与されるもので、公正に運営されている証明ともいえます。
取得しているオンラインカジノの場合、多くはサイト下部にライセンスに関する表記があります。
オンラインカジノを選ぶときは、まずライセンスを取得しているかどうかの確認を最低限の条件にして選ぶようにしましょう。
第三者機関による監査を受けているか
第三者機関による監査を受けているかどうかも、信頼できるオンラインカジノの目安になります。
監査は義務付けられているものではありませんが、ゲームのプログラムを不当に操作していないか、ライセンス取得後に不正行為を行っていないかを調査するものなので、監査を受けているオンラインカジノであれば信頼できるといえるでしょう。
監査結果はサイト上で公開されているので、ライセンスと合わせてチェックしましょう。
カスタマーサポートの対応をチェックする
問い合わせ先となるメールアドレスの表記があるかはもちろんですが、問い合わせフォームはわかりやすいところに設置されているかや、返信は迅速か、運営スタッフの日本語力は問題ないか、親切に答えてくれるかなども見ておきたいポイントです。