オンラインカジノでやってはいけない10のこと

オンラインカジノは通常に利用していればトラブルなく遊ぶことができますが、いくつかの禁止行為があります。

本記事では、ほとんどのオンラインカジノにある禁止事項について解説をしていきます。

故意でなくても禁止行為をしてしまうと、厳しい措置がとられてしまう場合もありますので、気を付けましょう。

「知らなかった」などとなる前にこの記事を読んで、オンラインカジノの禁止行為について理解してトラブルを回避していきましょう。

オンラインカジノのルールを覚えよう

この章ではオンラインカジノの禁止事項の内容を説明していきます。
どのカジノでも共通している基本的な禁止事項です。

カジノゲームは楽しい気分になりやすいので、一般のプレイヤーでも遊ぶことに夢中になりやすく、禁止行為について注意を払えていないことがよくあります。
そのため意図せず禁止行為をしてしまい、後から指摘されるケースが多いです。

初心者の方が、ルールを知らないで遊ぶと全額没収のうえで出禁になる可能性もあるのでしっかり覚えておきましょう。

オンラインカジノは金融機関と同等以上のセキュリティや、チェック体制で運用されています。それを念頭において読むと、より禁止事項の内容についての理解が深まります。

登録情報や入出金についての禁止事項

入出金の名義は本人名義のものだけ

よくある話として、家族名義のクレジットカードで入金したといった場合です。
各オンラインカジノの利用規約に禁止行為として規定されているので、このような場合はアカウントが閉鎖され、勝利金を無効や没収されてしまう可能性が高いです。

もし知らずに本人名義ではないクレジットカードで入金してしまったときは、早急にサポートへ相談してみましょう。良い結果になるかはわかりませんが、黙っている方がより大きな問題に発展する可能性が大きいです。

勝利金は本人名義の口座以外への送金はできない

本人名義の銀行口座やアカウントのみ送金可能です。その理由としては後に説明するマネーロンダリングとも関係があります。ソーシャルゲームのアカウント同様に売買することは認められていません。

必ず本人名義の銀行口座へ送金登録をしておかないと、アカウントの凍結や没収されることがあります。家族名義の口座も該当しますのでご注意ください。

1つのオンラインカジノに作れるアカウントは1つ(複数アカウント禁止)

オンラインカジノに本人名義で2つ以上のアカウントをつくれないということです。
普通は作る必要もないので関係ありませんが、開設していたことを忘れていて、新規口座開設をすると「複数アカウント」として一時凍結されます。

その場合はサポートチャットで問い合わせすると通常は確認のうえ、凍結が解除されます。

※過去の登録情報が残っている場合、口座開設手続き途中で「すでにアカウントがあります」というような注意喚起がされることが多いですが、気を付けるようにしましょう。

同じカジノに複数のアカウントは作れませんが、系列の姉妹カジノならアカウントを作ることができます。
系列が同じだと、オンカジの機能性やイベントも類似しているので違和感を感じることなく遊ぶことができます。

【例】
ベラジョン系列:ベラジョン、インターカジノ、遊雅堂

個人情報登録の内容不備

住所の番地に記入ミスなどの不備があると、後から指摘されて不正を疑われるようなことがありますので注意しましょう。

登録個人情報について虚偽の内容を登録をすること自体禁止されています。
発見されたときには没収や閉鎖になるのでやってはいけません。
偽名登録をしたり、年齢をごまかしたりなどの虚偽申請はやめましょう。

登録情報の更新はマイページからできます。個人情報の変更があったときは必ず修正しておきましょう。
ですが、アカウント登録後に名前や生年月日等についての個人情報は自分で変更できませんので、個人情報の変更がある場合は、サポートに本人確認書類を添付して修正してもらうことになります。

年齢制限

各オンラインカジノでは 18禁、20禁、21禁などの利用者の年齢を制限しています。
もし利用者が年齢に達していなかったことが判明すると、即アカウントが凍結され、その年齢に達するまで引き出しできない等の措置が取られます。

マネーロンダリングの禁止

良識がある皆様には全く関係のないことですが、なかには偽造カードや犯罪などで使われたお金を入金してマネーロンダリング(資金洗浄)しようとする悪人もいるので禁止事項としています。

マネーロンダリングは犯罪です。

オンラインカジノでは、客をよそおって「犯罪で得たお金」や「他人のお金」を入金しようとしている者については、特に厳しい対応をしています。

具体的には、勝利金は没収のうえで、各国の関係当局に情報を開示する対応になっています。

つまり国際金融犯罪として、大変なことになります。

プレイに関する禁止事項

これまで、オンラインカジノの登録や入出金の際の禁止事項を説明しました。
ここからはオンラインカジノでゲームをプレイする際にやってはいけないことについて解説していきます。

使用禁止国からのアクセス

これは、海外の国からアクセスした場合のことを指しています。各オンラインカジノはアクセスを禁止している国地域を設けているので、海外居住地や旅行先が使用禁止国で、海外などからアクセスをするような場合は事前にサポートに相談しておきましょう。

中国やアメリカはそこに含まれています。VPN(仮想プライベートネットワーク)の使用も禁止されていることも覚えておきましょう。

アメリカでは州ごとにカジノの合法、違法が分かれています。ですが、オンラインカジノの場合はアメリカ国内からのアクセスが全面的に禁止されています。

中国の場合はオンラインカジノが法律で取り締まられており、「越境賭博罪」になります。

攻略ソフトウェアを使用することの禁止

オンラインカジノでは、攻略ソフト(デバイス使用)の使用が禁止されています。もちろん自動ツールも含まれています。カードカウンティングも含まれていることがあるので確認が必要です。

攻略ソフトウェアを利用して勝利した疑いがかかった場合は出金申請で留められて、いままでの取引履歴すべてをチェックされます。結果によっては全額没収とアカウント閉鎖になります。

攻略法の一つであるマーチンゲール法も禁止といった、システムベットに関することまで禁止しているオンラインカジノもあります。

最近ではオンラインカジノでもAIによる不正監視を導入しているので、

・攻略ソフトやデバイスは使わない
・システムベットは利用規約を確認してから

にしましょう。

オポジットベット(両張り)の禁止

オポジットベット(2ティアベット)とは、ルーレットなどで「奇数」「偶数」と「赤」「黒」を同時に賭ける行為やバカラで「バンカー」と「プレイヤー」の両方に賭ける行為など、両張りしてリスクを極端に減らす賭け方のことを指します。これらの行為についてはどこのカジノでも禁止されています。

なぜ禁止かというと、各オンラインカジノが定めている「ボーナスマネーの引き出し賭け条件が達成しやすくなること」と、「マネーロンダリング目的が疑われる」からです。

ボーナスマネーとはオンラインカジノからもらう無料ボーナスのことです。特徴はもらった額のおおむね20〜40倍のベット条件をクリアすると全額キャッシュとしてもらえます。

マネーロンダリングについては前章で触れましたが、具体的にオンラインカジノ側が想定しているマネーロンダリングは、不正な入金を「カジノの勝利金」と見せかけるために、オポジットベットで極端にリスクを減らして出金条件まで賭け続けて全額を引き出すことです。

マネーロンダリングは全世界的に犯罪のため、オンラインカジノではそういう疑いのあるプレイヤーからは全額没収したり、アカウントを凍結・閉鎖をしますので、オポジットベットはやめましょう。

ボーナスのスタッキング(重ねもらい)

入金ボーナスなどをもらったとき、その賭け条件が消化される前に次の入金ボーナスを受け取ることをボーナススタッキングと言います。
この行為を禁止しているオンラインカジノは多数あります。

ギャンボラ

2/1と12/2の両方でキャッシュフリースピンをもらいたいなら、12/1にもらった時に賭け条件をクリアした状態で12/2分をもらわないと、ボーナススタッキングでペナルティを受けます。

ミスティーノ

賭け条件を消化してないと翌日の入金ボーナスが受け取れません。

カジ旅

出金申請の際に宝箱からボーナスアイテムが一掃されてしまいます。

オンラインカジノ初心者の方ほどスタッキングのペナルティを受けやすいので注意してください。

ペナルティの内容は基本的に以下のようになります。

軽度 メール等での注意
中度 以後一切のボーナスがもらえなくなる
重度 アカウント凍結のうえ、全額没収と閉鎖(出禁)

ボーナスマネーの消化方法についても禁止事項が設定されているので、ボーナス規約の確認が大切です。

サポート担当者への侮辱や暴言

人への侮辱や暴言そのものは日常生活でも禁止されており、犯罪でもあります。しかし、お金が絡む話になると暴力的な発言をする人がいるのも事実です。

オンラインカジノではサポート担当者やオンラインカジノそのものに対して侮辱や暴言などの発言を禁止することを利用規約に定めてあります。

投稿サイト等にオンラインカジノへの暴言を書き込んだり、サポート担当者の名前を晒したりする行為をみかけますが、それらは結果として、ご自身の首を絞めることにしかなりません。

違反者はアカウント凍結や没収のうえ、閉鎖になるのでオンラインカジノ担当者とやりとりするときは冷静になって対応しましょう。

高額出金($10,000)になると利用規約上の出金制限を受けることがあるので、「利用規約」で出金に関する事項を先に確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

本記事で説明した禁止事項は、あくまでほとんどのオンラインカジノで設けられている一般的な禁止事項です。

各オンラインカジノによって異なる場合があります。「知らなかった」などでは済まされない問題に発展する可能性もあるので、自分を守るためにもきちんと確認しましょう。

以下に本記事の内容を簡単にまとめました。

  • クレジットカード等は本人名義になっているもののみ
  • 勝利金を他人名義の口座へ送金することはできない
  • 複数アカウント禁止
  • 個人情報登録の内容不備は修正が必要
  • マネーロンダリング禁止
  • 使用禁止国からのアクセス(VPNも使用禁止)
  • 攻略ソフトウェアの使用禁止(手法を禁止しているカジノもあるので注意)
  • オポジットベット(両張り)の禁止
  • ボーナスのスタッキング(重ねもらい)
  • サポート担当者への侮辱や暴言

ボーナス関連でのトラブルを回避する策としては、必要以上にボーナスをもらおうとしないことと、カジノは複数サイトを使って、1つに集中させないようにしておくと、万一何かがあっても被害を最小限に分散できます。

安全に楽しくカジノで遊びましょう!